くらしき文化サポーター

中四国有数の拠点都市に成長した倉敷市。 観光地で有名なだけでなく、長い歴史と多くの文化遺産を有するまちなのです。少しずつ、このまちの文化を紹介していきたいと思います。

 毎年10月に真備町の各神社で行われている備中神楽。
 秋祭りの前夜に奉納する夜神楽として、地域の人たちにより昔々から続けられています。

 神楽の時間は、今でこそ、日が暮れてから日付の変わるころまでとなっていますが。
 かつては、日暮れから夜明けごろまで、まさに夜を徹して行われていたようです。

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 さて、合間を見つけてお邪魔している、真備町の秋祭りの奉納神楽。
 今日は、真備町服部の八幡神社にお邪魔してきました。

 この神社の氏子衆は、真備町服部地域だけではなく、玉島服部地域も含みます。
 かつて、穂井田村として同じ村だったときの歴史を残しているのです。

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 この神社の神楽は、セリフが多く、何度も笑わせてくれました。

 また、子どもたちの元気が「大変」よろしく。

 セリフへ合いの手を入れたり、恐い神様の役に本気で怖がったり。
 また、大蛇退治をするスサノオノミコトを応援したり、と。

 その姿を楽しませてもらいました。

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 今夜の神楽は近年で、最も楽しませてもらったような気がしています。

 ふと考えてみると。

 演じられる神楽だけならば、今日よりも優れているものはあったでしょう。
 もっと言えば、ホールの舞台で開催されている神楽の方が、照明・音響の効果もあり、より見栄えがするのは当然です。

 それでも、そうした舞台神楽よりも。
 村の神社の奉納神楽の方を好んで見に行く私は、神楽の舞や芸能の部分だけを好きなわけではないのでしょう。

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 地域のおじいちゃんやおばあちゃんの笑顔。
 子どもたちのノリの良さ。
 舞台を作り上げたり、餅投げを手伝う神社の世話役たちの尽力。

 そして、そうした繋がりを長い間支えてきたであろう、氏神様に対する祈りや感謝の気持ち。

 こうした、ここにあるもの全てを愛してやまないからこそ、秋祭りの夜に神社を訪れるのです。

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 願わくば、五十年後も百年後も、この伝統が続いていってほしい。
 そう思っているのです。
テーマ:岡山県 - ジャンル:地域情報
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