くらしき文化サポーター

中四国有数の拠点都市に成長した倉敷市。 観光地で有名なだけでなく、長い歴史と多くの文化遺産を有するまちなのです。少しずつ、このまちの文化を紹介していきたいと思います。

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 まち歩き(というより山歩きか?)で見つけた石塔です。
 倉敷市船穂町田ノ内の小山の中にひっそりと佇んでいました。

 地元の人は「お地蔵さま」と呼んでいて、毎年8月には「おかんき」も行われていると聞きました。

 年号が刻まれていなかったため分かりませんが、石の祠は地元の人々が明治時代くらいに寄進したものでしょう。
 しかし、この中の石塔は存外に古いものだと思います。

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 おそらくは、室町時代の(前期~半ばくらいか?)五輪塔の残欠でしょう。
 上段の二つ、風輪と空輪は失われていますが、下段の三つは良く残っています。
 そのスタイルから備中兵乱(16世紀後半)まで下ることはないと踏んでいます。

 ちなみに、このあたりは江戸時代から発展したそうです。
 あたりの人家は昭和初期に向かいの山から下りてきたとうかがいました。

 それよりも随分早くから、ここには何がしかの仏教的な遺構があった証が、この石塔なのですね。
 果たして何があったのか、ワクワクします。

 とりあえずは、永山卯三郎氏の「岡山県金石史」をあたってみようと思います。
テーマ:岡山県 - ジャンル:地域情報
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