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くらしき文化サポーター

中四国有数の拠点都市に成長した倉敷市。 観光地で有名なだけでなく、長い歴史と多くの文化遺産を有するまちなのです。少しずつ、このまちの文化を紹介していきたいと思います。

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 ただいま開催中の倉敷市立美術館主催の「倉敷仏教寺院の至宝」。

 まあ、以前申し上げていたとおり。
 仏教美術は好きなカテゴリの一つなのですよ。

 今回目を引くものは多々あれど。
 一際私の目を惹きつけて離さなかったものが。

 安養寺所蔵・安養寺経塚より出土した「瓦経(がきょう)」。

 平安時代の末法思想の流行時に、極楽往生を祈願して、経塚(きょうづか)埋納された品々の一つです。
 素焼きの瓦に経文や仏画を線刻しているものが瓦経であり、今回展示されているのもその類の一つです。

 瓦経には、名の通ったものがあります。
 いわゆるブランドですね。

 飯盛山経塚瓦経、小町塚経塚瓦経、大日寺経塚瓦経。

 僭越ながら私、そうした瓦経の破片を所蔵していたこともございます。

 そうやってそれなりの数の瓦経を見てきた私でございますが。
 今回の展示品には、文字通りしびれました。

 彫りの強さ、文字のバランス、そして何より一文字一文字の美しさ。
 「大」の字のえも言われぬ曲線、「不」の字の止め・跳ね。
 今でもまぶたの裏に焼きついております。

 しばし身動きがとれませんでした。。。

 ・・・・・。

 少々興奮してしまったようです。。。

 気を取り直して。
 当然というか、国の重要文化財にもなっているこの瓦経。
 胸を張って見ておくべきものだと、言うことが出来る品です。

 一度ご覧あれ。


倉敷仏教寺院の至宝
 期間: 平成25年10月5日(土)~11月24日(日)
 場所: 倉敷市立美術館
 主催: 倉敷市・倉敷市教育委員会・倉敷市立美術館・山陽新聞社
テーマ:岡山県 - ジャンル:地域情報